木漏れ日の園庭

柔らかな日差しと、心地良い風。
言葉ではいい尽くせない環境が、ここには整えられているように感じます。

クスノキは、常緑樹(1年中葉っぱのある木)ですが、春のぬくもりに出会うと〝古い葉っぱを落としながら、新しい葉っぱが出てきます〟
子ども達はそんな落葉した枝や葉っぱを集めて、どんどん遊びを展開しています。

「せんせ~い。ここ持って!」と、どっちの枝が強いか引っ張り合いこをしたり、お箸に見立てたり。
戸外活動を通して、〝想像力〟や〝探究心〟が育まれている姿にたくさん出会いました。

また気候条件や体調面を考慮しつつ「はだし保育」を行っています。
土のぬくもりや砂のザラザラ感など、なんとも言えない感触を足裏から感じています。

じ~っと動かない後ろ姿だったので、「どうしたの?」と聞いてみると。
「せんせい!見たことない虫!」と一言。「先生も、見てみたいなぁ」と背中越しにお願いすると。

「ほら、これ!」と、手に乗せて、近くに見せてくれました。
歳を重ねて忘れそうになる童心の心を、木漏れ日の園庭で子ども達が教えてくれました。
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