愛着の芽生え~安心できる~

入園時は、保護者の方と離れて初めての保育環境に不安で〝泣く〟という表現をしてくれていました。
しかし、受容的に関わる保育者との関係のなかで、徐々に〝安心して〟過ごせるようになってきました。

ちょうど午前睡をしている時間でしたが、安心して眠っていました。
また、食べることが大好きで、一口入れては笑みが溢れます。
これから少しずつ〝食材そのものの味〟に親しみながら、味覚の幅を広げていきましょう。

お腹いっぱいになった後は、午睡の時間まで少しの活動です。
大好きな〝Dピラミッド〟という玩具で保育者と夢中になって遊んでいました。
また、お友だちとも言葉は伝わらなくても、なんとなくのコミュニケーションをとっている様子です。

食欲も遊びも満たされ、だんだんと眠たくなってくる時間には、ミルクの用意も整っていました。
何気ない仕草にも日頃から関わっている保育者は、〝一つ一つの仕草に、その子の言葉〟を聞きながら、応答的に関わっています。

子どもは産まれてきて、1年も経たずにそれぞれの環境変化に適応しようと、行きつ戻りつの発達をしています。
そんな思いを汲み取りながら、受容的に応答的に関わることで〝愛着の芽生え〟が育まれているのです。
大人とのやり取りが楽しめるのも、〝安心できる〟という信頼関係が築かれている証拠ですね。

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